研修旅行
2023年05月31日
こんにちは
歯科衛生士の嶋田です。
先日、研修旅行に行って参りました!
香川県高松市で歯周病学会学術大会に参加。
今回は【唾液】についてのお話でした。
唾液には食塊形成・緩衝・再石灰化などの作用があります。
<食塊形成作用とは>
食べ物をまとめて飲み込みやすくする作用。
パサパサしたものが飲み込みにくかったり、飲み込むのに時間がかかった経験はないでしょうか?
唾液には、ムチンという粘り気のある成分が含まれています。
しっかり噛むことによって唾液が分泌し、細かくなった食べ物をまとめて飲み込みやすくしてくれます。
<緩衝作用とは>
お口の中を中性にしてくれる作用。
お口の中にはたくさんの細菌がいます。中でもミュータンス菌という虫歯菌は、歯の表面の付着物を取り込んで酸を排出します。この酸で歯が溶かされて穴が開き、むし歯になってしまいます。
唾液には、この酸により酸性に傾いたお口の中を中性に戻す作用があります。
この緩衝作用が強ければ強いほど、むし歯になりにくい環境を作り出してくれます。
唾液には他にも様々な作用がありますので、詳しく知りたい方は是非歯科衛生士に聞いてみて下さい😄
ちなみに、お昼はおうどんを頂きました🍴
さすがうどん県!
とても美味しかったです😋