正月帰って…
2019年01月21日
歯科医師の森本です。
遅れましたがあけましておめでとうございます。
写真は地元の富士山を撮ってきました。
今回は小児歯科についてお話ししたいと思います。
年末年始は実家の静岡に帰り親戚一同集まって年越しをしました。
集まりの中で甥っ子が1歳半になるのですが、そこでお口の中をチェックしてみました。
そしたら上の前歯の間の筋である上唇小帯が歯の近くまで高い位置に付着してました。
この状態だと上の前歯が磨きづらく本人も嫌がり、虫歯になりやすくなってしまいます。対応としては長く付着している上唇小帯を切る必要があります。
しかし、上顎が上方に成長することによって改善する可能性があること、外傷によって切ってしまい改善することがあることから乳歯列のうちは経過観察することにしました。今回は犬歯が生える8.9歳までは経過観察です。それでも改善しない場合は上唇小帯を切ったりすることが必要になる可能性があります。
このような状態でブラッシングするときは左右に分けて一本一本丁寧に磨きます。上唇小帯を切れないように気をつけるのが大切です。
もしお子様で口の中で何か気になるようなことがありましたら
気軽にご相談ください。