※第63回秋季日本歯周病学会学術大会※
2020年10月22日
みなさん こんにちは
歯科衛生士の柴内です。
10月に入ってからもずっと雨が続いていましたが今日は何とか夕方まではお天気が持ちこたえそうです。
私事ですが、今月子供の運動会が雨のために2回延期になり、3回目も小雨の中のやっとの開催、コロナ禍の中の三つを避けての開催でしたが、子供の成長が見れてすごく楽しい時間を過ごすことが出来ました。
さて、先週の金曜日から秋季日本歯周病学会が開催されています。今年は石川での開催予定でしたがコロナ禍のため春季に続き、オンライン開催となりました。
今回の歯科衛生士の教育講演は 「チェアサイドから始める食事相談」で、管理栄養士の椎名美佳先生のお話でした。
歯科疾患と食生活のお話で虫歯は 「歯の質」「時間」「糖質」「菌」この4つの条件が重なって虫歯は発生するといわれています。
甘いものをだらだら食べると常にプラークが作られる環境になります。そして虫歯や歯周病のリスクが上がると同時に、糖質過多 エネルギー過多になります。虫歯になるだけではなく、ひいては肥満や糖尿病、脂肪肝を引き起こすことにもつながります。
小さいうちからだらだら食べをしない習慣づけは、将来の健康へと続くというお話はとても印象に残りました。
管理栄養士さんとしてのお話でしたが、あと一つ私が印象に残ったことは各種栄養素の取り方のうち、
n-3系脂肪酸についてです。
バランスの良い食事をとることは健康増進に欠かせないことですが、この栄養素も重要とのこと、青魚(大きめのサバの塩焼き サンマの塩焼き) など2日に1食青魚を食事に加えるととてもいいそうです!!
苦手な方は缶詰のイワシやサバだと取り入れやすいともおっしゃっていました。
この栄養素には炎症を抑える働き、骨吸収を抑制する働きがあります。
歯周病は炎症により骨吸収が起こる病気でありますから、効果が期待できますね!!
受講証もいただきました。
何歳になっても賞状を頂くことは嬉しいものです。
まだまだウイズコロナ 続きそうです。
お体に気を付けてお過ごしくださいませ。