虫歯の捉え方
2021年08月31日
皆さまこんにちは。歯科医師の原田です。
・穴があいている=虫歯
・穴が空いていない=虫歯なし
と捉えがちですね。
虫歯は①見た目には分からないが既に始まっている段階②徐々に歯の表面が怪しく白く濁ってくる段階③最終的に穴が空いて進行した虫歯がある、といった具合に別けられます。
①は唾液などを用いたリスク検査から分かる目で見てわかりません②は歯科医院の照明やエアーでわかります③はレントゲンなどの検査でわかります。
大切な事は①を②に進行させない事。②を③に進行させない事。
まずは、セルフケアや食習慣、フッ素(フッ化物)の使用など、虫歯になりにくい生活を心掛けると良いでしょう。
先日、ロシア料理を頂いた時のこと、ストロガニーナというメニューに出会いました。冷凍の生肉を削って食べるシベリア料理です。 世界で一番寒いと言われるお国ならではですが、糖質は入っておらず、なるほど、イヌイットに虫歯がないのは糖質のない食生活が故なのだなと改めて感じました。ビーフストロガノフは白く、ホワイトニング後にも摂れるメニューとしておすすめです。
旅気分にもなり、心身ともに良いリフレッシュとなりました。