8020
2022年03月31日
歯科医師の森本です。
8020運動について皆さんご存じですか?メディアでも取り上げられてだんだん認知されるようになってきています。
「8020(ハチ・マル・二イ・マル)運動」は、「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という運動です。
人口の21%以上が65歳以上ので占めている超高齢化社会といわれてます。『平均寿命』も男性81歳、女性88歳と年々伸びてきています。
このような現代社会で私たち歯科はお口の健康を保てるよう『健康寿命』を延ばせるよう努力しております。
健康寿命とは「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」とされており、簡単にいえば健康でいられる期間ということです。日本は平均寿命だけでなく健康寿命でも世界トップクラスで、2019年(令和元年)時点では、男性72.68年、女性75.38年となっています。
『平均寿命』と『健康寿命』の差は約10年程です。その10年は病院で入院や自宅で介護など受けているかもしれません。
国民健康栄養調査では20本以上歯が残っている方の方が、19本以下の人よりなんでも噛んで食べることが出来る割合が多いと言われてます。
現在では8020運動の達成者割合は50%は占めています。割合だけ見るとよく見えますが年々高齢者人数も増加しているのでまだまだです。
高齢になってからでは無く、若い年代からこのような情報を得て歯を大切にしていく事が健康寿命が長くなることにつながるとおもいますので、日々のメンテナンスやブラッシングなど大切にしていきましょう。