日本歯周病学会 歯科衛生士教育講演を受講しました。
2021年06月14日
みなさん こんにちは
歯科衛生士の柴内です。
今回の日本歯周病学会は、昨年に引き続き、コロナ禍という事でオンラインでの受講となりました。
演題は
歯周病と糖尿病の基礎と臨床です。
糖尿病はインスリンの作用不足で血糖値が上がる病気です。
重度の歯周病を治療する事で糖尿病
ヘモグロビンA1cの数値が改善したとの研究結果があるということ(最大で1改善)を学びました。
1改善すると….
手足の切断を40%
失明の原因となる細小血管の障害を30%
心筋梗塞の発症を14%
脳卒中の発症を12%
予防効果があります!!
糖尿病患者さんにとって歯周病治療がとても重要なことがわかります。
健康寿命の延伸を考えると
糖尿病予防の一環として歯周病管理を行う事は、とても重要です。
患者さんのお体に調子を伺いながら全身の健康に繋がっていけるように、努めていきたいと思っております。
ワクチン接種が増えてきていますが、お体に気をつけてご自愛くださいませ。