今日はプラークと歯石のお話です🦷
2021年06月23日
こんにちは、歯科衛生士の須田ですʕ⁎̯͡⁎ʔ
ここ最近はテレビでなく
ネット動画を見て自分の学びたいもの、知りたいことをよく見るようになり
充実した時間を過ごしています!
なかなか旅行や息抜きの外出がまだまだし辛い世間でありますが
今日はこんな話をお一つ。
この写真は顕微鏡でみた歯石です
歯石は歯面に付着したプラーク(歯垢)が石灰化(簡単に言うと硬くなった沈着物)したものなんです
それが起きるのは唾液も関係してくるのですがここで問題です
🦷この歯石はどれくらいの日数で出来ると思いますか???🦷
正解は
プラーク(歯垢)形成の1日目から14日目の間に起こる
と言われているんです!!!
そんな短い間に?!?!とびっくりしますよね
必ずしも全てのプラーク(歯垢)が石灰化するわけではありませんが
石灰化しつつあるプラーク(歯垢)では2日間に50%、また12日間では60〜90%が石灰化すると言われています
歯石自体が歯周病の直接的な原因ではないのですが
歯石内にいるプラーク(歯垢)やその代謝物が
歯肉や歯周ポケットにダメージを与えたり
家でのブラッシングを困難にする事から
定期的な予防や治療がとても大事なんだと感じていただけるのではないでしょうか
最近は歯磨き粉の広告でも知覚過敏について深く説明しているものもありますね
この図は20歳以下の歯を磨く回数の比率です
1975年時は1日1回が最も多いんです
2011年では1日2回が最も多く2番目に1日3回磨く人が増えて
予防の意識が段々と変化した事が分かります
これだけ歯を守る力が上がったという事なんですね
磨くだけでなく、正しい歯磨きの仕方を身につけ、意識や習慣を直す事も重要だったりします
そしてそんな時、困った時は私たちの出番であり
いつでも気軽に悩みを打ち明けていただけたらと思ってます
最後に、難しい話ばかりではあれなので…
インプラントメーカーさんのストローマン様から
医院へこんな可愛いクッション頂きました
可愛い💕と思うのは歯医者病かもしれません()
歯科衛生士の須田でした🦷😉🦷
(参考文献:歯磨剤の科学より)